埼玉県行田市
埼玉県行田市で暮らす
行田市の住みやすさをまとめました
目次
行田市はどんなところ?
行田市駅からの一望
自然豊かで歴史のある街『行田市』
埼玉県の利根地域の北西に位置する『行田市』。
東に羽生市・加須市、西に熊谷市、南に鴻巣市に囲まれたエリアです。
治安の良さと閑静な住宅街に定評がある埼玉県北部の行田市は、人口約8万人が済む街で、約3万5千の世帯数があります。
男性と女性の割合はほぼ同じでやや女性が多いものの、いずれも約4万人となっています。
行田市は全国的にみても大型古墳群が有名で、中でも埼玉古墳群は国の特別史跡に指定されているほどです。
地理的には利根川の南に位置しており、利根川を挟んで群馬県と隣接しています。
行田市の全域が利根川や荒川との沖積平野となっていて、高低差が殆どない平坦な地形という特徴を持ちます。
荒川とは直接接していませんが、荒川の氾濫から守る堤防とは隣接している位置関係です。
歴史的には万葉集にも出てくる埼玉県の地名の発祥地とされ、古墳時代の貴重な文化財やそれ以降の時代の記録も多く、長い歴史のある街となっています。
TBSドラマ『陸王』でも話題になった足袋の街
行田市は行田足袋で知られる足袋の産地で、和装文化の足元を支え続ける足袋蔵のまち行田として、日本遺産に認定される市です。
足袋の生産が始まり本格化したのは江戸時代中期以降のことで、当時は下級武士の内職でした。
生産数が大幅に増して全国的に有名になったのは、機械化によって生産効率が大幅にアップした明治時代より後のことです。
現在は化学繊維の靴下に押される形で衰退の一途を辿りましたが、足袋の生産は続けられており、足袋から繊維産業に転じる形でも生き残りを図っています。
行田市のPR動画
行田市の魅力紹介動画
行田市観光PR映像
行田市の交通事情はどう?
行田市駅南口
秩父鉄道とJR高崎線が通る『行田市』
電車は、JR高崎線の『行田駅』と秩父鉄道の『持田駅』『行田市駅』『武州荒木駅』があり、JR『行田駅』からであれば、東京駅まで70分でアクセスでき、週末は田舎でまったりとスローライフを送りたいとお考えの方にはオススメの街です。
秩父鉄道の行田市駅が中心となっています。似た名前の駅に行田駅がありますが、こちらは市の南西側を通るJR高崎線の駅です。
秩父鉄道は市内の中心部を通っているものの、都心とは直結しておらず都心とのアクセスは高崎線が担っています。
秩父鉄道を利用して都心にアクセスする場合は、熊谷駅や羽生駅で乗り換える必要があります。
車での交通便利な街『行田市』
車は高速道路こそありませんが、車で30分ほどの場所に、東北自動車道の羽生ICや加須IC、首都圏中央連絡自動車道の桶川加納ICなどが存在します。
関越自動車道の東松山ICも30分圏内ですが、いずれのICも行田市ではなく隣接する市にあります。
一般道は国道17号・125号と県道の128号~364号、地方道の7号~77号が通っています。
特に一般県道が充実していて各方面を結んでいますから、高速道路はありませんが代わりに車によるアクセスの利便性を支えているといえるでしょう。
いわゆる道の駅は現在のところ存在しませんが、国道125号に建設計画があるそうです。
バスはかつて市民の移動の足を担っていた東武バスの子会社、朝日自動車と国際十王交通が運行しています。タクシーは県北交通圏の営業区域で、熊谷市や深谷市、本庄市と加須市、羽生市と同じ区域で営業中です。
行田駅からであれば、新宿駅や東京駅まで乗り換えなしでアクセスできます。便利な幹線道路が市内に走っているため隣接する市へのアクセスが便利です。
行田駅から都内へは、約1時間15分もかかるため通勤・通学は難しいかもしれません。
行田市の家賃相場・土地相場はどう?
ファミリー世帯も住みやすく、注文住宅も叶える街『行田市』
SUUMOによると、行田市の賃貸マンション・アパートの相場は1LDKで5.6万円、2LDKで6.0万円ぐらいとのこと。比較的安い相場ですので、若いファミリー世代の家計には優しいエリアと言えるでしょう。
行田市全体の土地価格相場は11.8万円/坪ぐらいとのことです。ただし、駅近など立地が良い土地を求めるのであれば40万円/坪以上が相場となります。
比較的安い賃貸相場なので、ファミリー世帯も物件探しの選択肢が広がります。土地相場も求めやすい相場ですので、オシャレな平屋や注文住宅でのマイホームも実現できます。
駅近ではないエリアでは車が必需のため、車の所有台数分の駐車場が必要です。
行田市の子育て・教育はどう?
さきたま古墳群
子育て世代を支援する『行田市』
行田市は「子どもと親が笑顔で安心してくらせるまちぎょうだ」を掲げ、実現を目指す取り組みを行っています。
安心して出産や子育てができる環境を、切れ目のない形で支援する覚悟で臨んでいるのがポイントです。
具体的には相談窓口の設置とその充実や妊娠、出産と子育ての情報発信、サポート体制の拡充が挙げられます。
保育所や幼稚園にも力が入れられていますし、幼児教育・保育の無償化制度の実現もその代表する取り組みの1つとなっています。
一方では、健診や予防接種、入学用品や教育費の援助、他にも様々な手当の支給によって子育て世帯を支えているのが行田市です。
行田市では健康保険に加入している18歳までの子どもに対し、『こども医療費助成制度』が適用されており、保険診療の自己負担額が助成されるようになっています。他の市町村などではまだ中学生までしか助成を受けられないという市町村も多い中で、子育て世帯に手厚いサービスを提供されています。
他に、『ひとり親家庭の支援』もありますし、子育てコミュニティの拡充や子育てにおける特典も用意しています。
子育てに悩む人を支える支援も手厚く、子どもの感染症や怪我などの応急処置、困った時の相談窓口も充実です。
教育機関は大学のものつくり大学、埼玉県立進修館高等学校が有名で、他に花と緑の専門家を育成している園芸の専修学校、テクノ・ホルティ園芸専門学校が知られています。
このように、行田市は妊娠から出産した以降も手厚い支援が受けられる市で、教育に関しても安心できる街だといえます。
補助金も手厚いため子育て世代は安心です。また、城や古墳など歴史を身近に触れる環境なため、知的な教育を与えることができます。
子どもが楽しめるレジャースポットが少ないです。
行田市のお買い物はどう?
スーパーマーケットが充実する『行田市』
行田市内にはスーパーマーケットの『ベオシア』『ベルク』『ヤオコー』『マミーマート』が点在していますので、食料品には困ることがありません。
カー用品店などの専門店も少なからずあるので、車のメンテナンスやお手入れ、その他趣味に関するショッピングもできるので安心です。
中心駅の行田市駅の周辺は、どちらかといえばショッピングよりも飲食店や観光案内、コミュニティセンターの方が充実している印象です。
ショッピングに向いているのは行田市駅よりも行田駅の周辺で、ショッピングモールや100円ショップ、フラワーショップや和菓子店などもあります。
飲食店がそれなりにあるのは行田市駅と同様で、共通するのはラーメン店やカフェが点在していることです。
大型商業施設については、駅の近くよりも国道17号線沿いのように、大きな通りに面する場所にあります。
ベビー用品店なども、駅から徒歩でアクセスできるエリアよりは、車でアクセスするエリアの方が充実している傾向です。
スーパーマーケットが多く、食品・日用品などの買い物は困ることがありません。
楽しめるような大型ショッピングモールに行く場合は、近隣エリアまで車で足を運ぶ必要があります。
行田市の仕事・求人はどう?
若年層から高齢層まで働き口のある『行田市』
行田市は高齢者が多く暮らしている人の年齢層が幅広いことから、仕事や求人の幅も広くなっています。
必然的に車がないと便利に生活できない市なので、案外車を使う仕事が少なくないです。
つまり求人の応募資格に運転免許が求められる可能性が高く、免許を持っている方が仕事を選べたり、面接を受けやすいといえます。
田畑が広がる自然豊かな街ですが、田んぼや畑で働くような仕事の求人はそれほど多くないです。
40代以降向けで求人が多いのは配送や物流の軽作業で、製造業や清掃業の求人もあります。
次いでなくてはならない飲食店、医療や介護の分野でも切れ目なく求人が出ています。
アルバイトやパートではなく正社員として働きたいなら、経験や資格を活かして仕事ができる職業が狙い目です。
フォークリフトなどのオペレーターや化粧品の製造における成分の検査、大型トラックのドライバーに倉庫管理など多岐にわたる求人があります。
契約社員から正社員を目指せる求人も珍しくないですし、相談対応やデータ入力にECサイトの運営など、得意分野でスキルが活かせる仕事が沢山存在しています。
とにかく、選ばなければ仕事に困らないのが行田市で、条件さえマッチすれば魅力的な待遇で働けるのも行田市です。
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