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ホントに無料でいいの?ムーミン=飯能市のきっかけとなった『トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園』

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  • 2022.01.26 Wed

    飯能市のムーミンのテーマパークといえばムーミンバレーパークを最初に思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
    実はそれより以前の1997年から開業している『トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園』という異世界感満載の公園があるんです。しかも、入場料は無料です!こんなに楽しめて無料なんて、少し罪悪感を感じてしまいます・・・

    埼玉県飯能市のトーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園 きっかけはトーベ・ヤンソンに送った一通の手紙

    ムーミンと飯能市をつなげた一通の手紙

    この公園が生まれるきっかけとなったのは当時の飯能市の職員がトーベ・ヤンソンに送った一通の手紙。建設省の公園事業の一環として指定を受け、ムーミンの世界観を体験できる公園として開園されたことが始まりです。開園当時の名前は「あけぼの子どもの森公園」。その後何度かリニューアルを繰り返し、2017年にカフェやレストラン機能を持った施設を園内に設けるなど、施設の充実化を図ったことを契機に『トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園』と改名しました。

    埼玉県飯能市のトーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園 現実からムーミンの世界をつなげる『峠の小川』の坂道

    駐車場から坂を登ったところにある『トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園』。その坂に流れる『峠の小川』でグッとムーミンの世界に引き込まれます。

    この施設へ電車でのアクセスの場合、西武池袋線『元加治駅』から徒歩20分と運動にはいいかもしれませんが勾配坂があるため徒歩はおすすめしません。
    やはり、車でのアクセスが便利ですね。駐車場も飯能市市民体育館に併設している駐車場を使えるため駐車代も無料です!

    その駐車場に車を置いて、坂道を200mぐらい登ったところに『トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園』があります。その坂道の脇に流れる綺麗な小川こそが『峠の小川』です。通年して綺麗な流れから奏でるせせらぎが一挙にムーミンの世界へと誘ってくれます。

    埼玉県飯能市のトーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園 まるでラビリンスのような『きのこの家』

    この公園の中心にある『きのこの家』。トーベ・ヤンソンの世界が広がる建物に子ども大人も大喜び!

    坂を登って一番目立つのがこの『きのこの家』。ここの施設は基本的に全て土足禁止ですので、この施設も玄関があり、靴を脱いで入ります。混雑しているときは、人数制限をしている場合もありますので、その際は整理券を配るようです。

    きのこの家は、3階の建物で、地下1階があります。インテリアや内装はすべて曲線を描いたデザインで作られて入て、この空間に入った瞬間ほっこりさせられます。家の中に橋のような階段があったり、隠れ家のような小さな部屋があったりと、実際にこんな家に住んでみたいなと思ってしまうかも。

    まるで迷宮のような作りで子どもが楽しめる施設ですが、一つ一つの作りがこだわったモノで作られていて、建築関係に携わっている方や家づくりに興味のある方などは違った楽しみ方ができるのではないでしょうか?

    • きのこのような形をした建物
    • 1階と2階をつなげる橋ような階段
    • こだわりが伝わる手摺り
    • らせん階段のある2階
    • 3階の傘の部分天井裏側

    埼玉県能市のトーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園 北欧イベントが開催される『子ども劇場』

    『子ども劇場』で北欧を感じることのできるコンサートやクリスマスなどのイベントが随時開催!

    管理事務所やお手洗いを兼ねた子ども劇場。ここでは園内のインフォメーションセンターとしての機能をメインに、中にあるドーム型のホールで室内のイベントが開催され、隣接された広場では屋外のイベントが開催されます。ここにはトイレもあり、全体の雰囲気に統一した北欧のテイストのトイレルームは一つの見どころです。

    この施設全体が一つ一つのこだわりの見られる建物で、広場から屋根下まで登れる階段がありその先には園内を一望できる展望台があったり、室内のトイレ前には洞窟の中の滝壺ような泉があったりと隙の無い造りには圧巻されます。

    • 中心を囲う形状のイベントスペース
    • 屋根まで続く階段の先には展望台
    • 園内を一望できる展望台からの景色
    • 屋根には北欧の妖精?のような装飾
    • 水が滴る1階ホールの泉

    埼玉県飯能市のトーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園 水あび小屋がシンボルの『わんぱく池』

    インスタスポットでもある『わんぱく池』の水あび小屋。季節で大きく変わる風景に注目。

    青く水面に浮かぶ水あび小屋は、雑誌やポスター、ホームページやSNSなど何かしらで見たことがあるのではないでしょうか。実は、これトーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園にあったのです。ここにきた女性はインスタグラムなどにアップするのが定番になっているようです。

    埼玉県飯能市のトーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園 トーベ・ヤンソンの資料を集めた資料館『森の家』

    きのこのようなデザインの資料館『森の家』。トーベ・ヤンソンの展示物や子どもが絵本を楽しめる図書室があります。

    子ども劇場の先にある『森の家』ではムーミンの作者であるトーベ・ヤンソンにまつわる資料などが展示されています。建物は2階建てで、1階が展示物、2階が図書室になっていて、たくさんの絵本を好きなだけ読むことができます。

    • きのこの繊維質を彷彿させる外壁
    • 1階の展示スペース
    • 工芸家 谷口千代さんの紙粘土作品
    • ムーミンの作品が並びます
    • 2階の読書スペース

    埼玉県飯能市のトーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園 北欧テイストのかわいいレストラン&カフェ『カフェ・プイスト』

    トーベ・ヤンソンの世界感の中でランチはいかがですか?夜はディナーも堪能できる『カフェ・プイスト』。北欧にこだわった本格スイーツからキッズプレートなどメニュー豊富なパーク内レストラン&カフェ。

    北欧の雰囲気に浸りながら、『カフェ・プイスト』でほっこりカフェタイムは格別です。ここでは北欧のテイストを織り込んだスイーツやランチ、ディナーまで味わうことができます。家族も、カップルも、一人でも、ここで美味しいものを食して優雅なひとときを楽しみことができます。

    埼玉県飯能市のトーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園 ライトアップでムーディーなトーベ・ヤンソンの幻想世界に大変身!

    日没からは幻想的なファンタジックな世界に大変身!ライトアップされた園内を恋人と歩いてみませんか?

    土曜日・日曜日、祝日は、日没~午後9時まで園内をライトアップします。昼間の顔とは違い顔をもつ『トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園』。デートスポットとしてもいいですね。

    埼玉県飯能市のトーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園 トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園/ご利用案内

    入園料 無料!
    営業時間 平日:9:00~17:00/土日祝:9:00~21:00(日没から21時までライトアップ)
    定休日 月曜日・年末年始(12月28日〜1月4日) ※月曜日が祝日の場合はその翌平日
    住所 〒357-0046 埼玉県飯能市大字阿須893番地の1 GoogleMap
    TEL トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園:042-972-7711
    WEB トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園

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